2009年1月 1日

あけましておめでとうございます

 昨年の我が国は,政府が景気回復途上と言って来ながら,あっという間に米国発の大不況の落とし穴に落っこちてしまい,今年は本格的な暴風雨が吹き荒れるだろうと煽っている経済評論家・マスコミも多いようです。

 私は経済学をしっかり勉強したことがないので,地球上の物質的な事象に左程変化がないのに,あるときは好景気に沸き,またあるときは大不況に嘆く,人間たちの社会が不思議で仕方がありません。株にしても,例えば世界のどこかで戦争が起こると,これが経済的にネガティブに捉えられて暴落を招くこともありますが,経済的にポジティブに捉えられて急騰を招いたりすることもあり,後から証券マンや評論家が最もらしい理由を述べても,それらはいつも後付けのこじつけのような気がしてしまいます。空売りなど大規模な信用取引が可能な今日の株式市場での株価は,買いで釣り上げて儲ける巨大資金群と売りで引き下げて儲ける巨大資金群との駆け引きで決まってしまっているのではないでしょうか。経済実態はその仕掛けの一材料に過ぎず,むしろポジティブキャンペーンやネガティブキャンペーンなどの心理戦が,それ以上の材料になっているような気がします。まあ素人の雑感ではありますが。

 先行き不安感一杯の年始ではありますが,要するに,マスコミや扇動で儲けようとしている人々などの煽りに踊らされないよう,しっかりと冷静に周囲を見渡して,主に歴史に学んで判断し,一歩一歩今年を生き抜けて行けたらと望んでいます。未来に対する総楽観論も総悲観論も全く現実的ではなく,世の中のヒステリックな論調や一時的なバランスを欠いた動きに対しては,そもそも疑ってかかった方がよいような気がしています。今年がどのような状況になろうとも,心の持ちようや自分なりにできる頑張りで,自分にとって良い年にすることもできるはずで,そんな意味で,皆様にとって良い年になりますよう心から祈念する次第です。

 こんな時期ではありますが,本年は私の法律事務所を開設する予定です。近時の法曹人口,実は弁護士の激増とこの大不況の中で,顧客とのコミュニケーションを大事にする昔ながらの町医者ならぬ町弁護士の法律事務所がこれから存続できるのか疑問ではありますが,法曹を志した頃からの夢でもありますので,挑戦しようと考えています。今の私の仕事のやり方では,経費節約上,とても小さな事務所とならざるを得ませんが,ご相談者やご依頼者が,話しに来易い場所を作れればと願っています。法曹界の構造が激変しており,益々大規模法律事務ないし社会事務の総合事務所が増えて行くのでしょうが,特殊な専門を持つ弁護士や異業種(司法書士・税理士・社会保険労務士・不動産鑑定士など)の友人・知人たちと連携して,総合的なサービスも確保して行ければと思っています。台風が来ているのに小舟で船出するようなものかもしれませんが(笑),今年も,そしてこれからもよろしくお願い致します。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://ritsu.jp/blog/mt-tb.cgi/28

コメントする